債務の支払停止を:資金を洪水被害者とデング熱患者へ
債務・IFIsに対する国際アクションウィーク
ラホール:「債務はパキスタンの重圧になり続けており、貧困と不正義の終わりなき連鎖から抜け出す道を塞いでいます。パキスタンはIMFとのスタンドバイ取極(SBA)契約を終了していますが、未だ難局を乗り越えてはいません。債務の状況はますます深刻なものになっています。パキスタンの通貨が対米ドルで下落したために、公的債務の額はわずか2011年7月1日から現在までの間に1200億ルピー(13.8億米ドル)も増大しました。パキスタンの公的債務は11兆ルピー(1260億米ドル)に上り、それは4兆5千億ルピー(518億米ドル)の対外債務と6兆5千億ルピー(748億米ドル)の国内債務によって構成されています。憲法により保護される包括的な政府および第三者の債務監査委員会は、パキスタンの対外債務のうち不当な契約を判別し、その状況に対処するための方法と手段を提示するために時間を必要をしています。」
ジュビリー九州は地震津波及び原発被害地域の一日も早い復興を願い、各運営委員も支援の取り組みを行っています。そのためジュビリー九州の活動が遅延しておりますが、皆様のご理解をいただければ幸いです。
一方で債務問題を巡る状況は先進国・途上国を問わず深刻化しており、他団体とも連携しながら情報発信を進めています。今後も引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします。
2011年10月22日土曜日
2011年10月5日水曜日
債務および多国籍金融機関(IFIs)に対抗するグローバル・アクション・ウィーク2011
債務という仕組みが、世界中の人々の生活に破壊的な打撃を与え続けています。南の国々に住む人々は、国家の財政負債が引き起こす大きな影響に日々さらされており、債務の危機や主に資本集中による異常な利益追求が進むに連れ、「救済」とはほど遠い状態に置かれています。また、彼らは、一連の世界的危機への誤った解決法が繰り返される一方で、支払われることのない、歴史的、社会的、生態学的、気候的債務の重荷が増えることに耐え続けているのです。
2011年9月3日土曜日
欧州各国への財政支配を終わらせるために
スーザン・ジョージ、ニック・バクストン
8月9日
今回のユーロ危機は、リスボン条約や欧州中央銀行、力を持ちすぎた金融セクターが押し付ける経済的拘束から私たちを解放する必要があることを示す、明らかな証左である。
あなたは1980、90年代の債務危機に関する業績で広く知られるようになった。そして、それは開発途上国における危機だったが、現在も主に苦しんでいるのは途上国であると見ているか? また、これをどう説明するか?
第三世界の国々の債務危機の原因は、今回と同じではありません。1970年代、借りたお金の多くが、軍備、中高所得層の贅沢、輸入、原油価格の上昇、無用の長物となるような開発プロジェクト、言い換えれば生産性の無い支出に使われたのです。また、アメリカは1981年に突然、一方的に利率を大幅に上昇させました。
8月9日
今回のユーロ危機は、リスボン条約や欧州中央銀行、力を持ちすぎた金融セクターが押し付ける経済的拘束から私たちを解放する必要があることを示す、明らかな証左である。
あなたは1980、90年代の債務危機に関する業績で広く知られるようになった。そして、それは開発途上国における危機だったが、現在も主に苦しんでいるのは途上国であると見ているか? また、これをどう説明するか?
第三世界の国々の債務危機の原因は、今回と同じではありません。1970年代、借りたお金の多くが、軍備、中高所得層の贅沢、輸入、原油価格の上昇、無用の長物となるような開発プロジェクト、言い換えれば生産性の無い支出に使われたのです。また、アメリカは1981年に突然、一方的に利率を大幅に上昇させました。
2011年7月21日木曜日
アメリカの禁タックス・ヘイヴン新法で国別レポート作成を求める
ダン・ヘネシー
午前、アメリカ上院議員カール・レビンがタックス・ヘイヴン不正利用禁止法(STHAA)を提出した。法案はアメリカの法律の抜け穴と脆弱性を悪用し、企業が税逃れしている問題を解決することを目指す。現在、脱税によりアメリカの納税者は毎年1千億ドル以上の負担を強いられている。
法案の提出について、レビン上院議員はこう述べている。
「肝心な点は、我々一人一人が税を納めるという法的かつ市民としての義務を持っており、ほとんどのアメリカ国民がその義務を果たしているということだ。納税違反者、納税回避者、税のごまかしをしている者に同じ義務を履行させ、海外でのタックス・ヘイヴンの悪用を終わらせる時である。」
午前、アメリカ上院議員カール・レビンがタックス・ヘイヴン不正利用禁止法(STHAA)を提出した。法案はアメリカの法律の抜け穴と脆弱性を悪用し、企業が税逃れしている問題を解決することを目指す。現在、脱税によりアメリカの納税者は毎年1千億ドル以上の負担を強いられている。
法案の提出について、レビン上院議員はこう述べている。
「肝心な点は、我々一人一人が税を納めるという法的かつ市民としての義務を持っており、ほとんどのアメリカ国民がその義務を果たしているということだ。納税違反者、納税回避者、税のごまかしをしている者に同じ義務を履行させ、海外でのタックス・ヘイヴンの悪用を終わらせる時である。」
2011年6月16日木曜日
ジャマイカ債務問題とIMF
「ジャマイカは、国全体のニーズよりも債権者の利益が優先される場合には特にだが、過大な債務の重圧が課す長期的コストの問題における明白な事例であると言える」、新レポートではこう述べられている。自ら豊かな国々のために取り続けた手法のために、限界状態のジャマイカの保健分野では、毎年一般看護士の8%、専門的看護士の20%が失われている。
債務削減の成果:アフリカおよびラテンアメリカにおける債務帳消しの与えた影響
ピーター・チビズはハンカチでベンチの埃を払いのけて座り、どうしたら自分の胸の痛みと頭痛、ひどい咳の症状を医者に無料で診てもらうことができるのかと苦悶の表情を浮かべた。彼は医療費を払うことができなかったため病院にいく事をためらっていたが、激しい痛みに耐えかねて村から12マイル離れたザンビア南部にあるナンゴンウエ診療所に向かった。
2011年5月19日木曜日
パキスタン債務危機:戦争と債務、国家の統治権
援助と戦争
5月2日(アメリカ時間で1日深夜)、アメリカのオバマ大統領は緊急演説を行い、パキスタンに潜伏していた国際テロ組織アル・カイダの指導者オサマ・ビン・ラディンを殺害したと発表した。今年の夏よりアフガニスタンからの撤退を開始するオバマ政権にとっては、対テロ戦争における目標を達成したという戦勝ムードの内に、アメリカ国民の同意を得た上、さらにこれから実施される米国防予算の大規模な削減への道筋を付けたと言える。
5月2日(アメリカ時間で1日深夜)、アメリカのオバマ大統領は緊急演説を行い、パキスタンに潜伏していた国際テロ組織アル・カイダの指導者オサマ・ビン・ラディンを殺害したと発表した。今年の夏よりアフガニスタンからの撤退を開始するオバマ政権にとっては、対テロ戦争における目標を達成したという戦勝ムードの内に、アメリカ国民の同意を得た上、さらにこれから実施される米国防予算の大規模な削減への道筋を付けたと言える。
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