東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ジュビリー九州は地震津波及び原発被害地域の一日も早い復興を願い、各運営委員も支援の取り組みを行っています。そのためジュビリー九州の活動が遅延しておりますが、皆様のご理解をいただければ幸いです。
一方で債務問題を巡る状況は先進国・途上国を問わず深刻化しており、他団体とも連携しながら情報発信を進めています。今後も引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします。

2011年10月5日水曜日

債務および多国籍金融機関(IFIs)に対抗するグローバル・アクション・ウィーク2011

債務という仕組みが、世界中の人々の生活に破壊的な打撃を与え続けています。南の国々に住む人々は、国家の財政負債が引き起こす大きな影響に日々さらされており、債務の危機や主に資本集中による異常な利益追求が進むに連れ、「救済」とはほど遠い状態に置かれています。また、彼らは、一連の世界的危機への誤った解決法が繰り返される一方で、支払われることのない、歴史的、社会的、生態学的、気候的債務の重荷が増えることに耐え続けているのです。



ヨーロッパや北アメリカでは、社会保障制度が緊縮財政の名目で解体されている最中であり、何百万もの人々がまともな仕事にありつけないのに、一方で軍事予算は増やされています。北と南に住む人々は公的サービスや、ヘルスケア、教育、住居、水、社会保障、土地、都市環境改善と言った基本的権利を求めて戦っていますが、その一方で政府はしばしば不正に作られた債務の返済を優先しているのです。

その事こそが、正にこうしたシステムの欠陥をさらけ出しているものの土台となっているのです。それにも関わらず、多くの政府と国際金融機関(IFIs)は、私たちが抱える問題をより悪くするだけの「解決策」を押し通そうとするばかりで、金融市場と債務を、彼らが引き起こした危機への対策の中心に据えているのです。

新しい債務の枠組みや違法な債務の恒久化に代わり、あらゆる地域の人々が違法で忌むべき債務を拒否することを求め、独立し民主的で人権と自然の尊重に基礎を置いた、経済と金融の統合的代替策を求めています。

私たちと共に、違法な債務に”NO”を突きつけましょう。小数の腐敗した銀行や政治家、巨大な多国籍企業、投機筋の利益や、多くの抵抗運動への抑圧と取り締まりを乗り越え、人々の利益を獲得しましょう。世界中の人々が、公的財政の説明責任と透明性を要求しています。私たちは、債務の返済の停止と、包括的かつ参加型の債務監査の即時実現を要求します。人権の保護は、全ての国家にとって最も優先すべき事項であることは疑いありません。

私たちと共に行動しましょう。あなたの住む場所での行動を semanadeuda@gmail.com にメールでご連絡下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿