東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ジュビリー九州は地震津波及び原発被害地域の一日も早い復興を願い、各運営委員も支援の取り組みを行っています。そのためジュビリー九州の活動が遅延しておりますが、皆様のご理解をいただければ幸いです。
一方で債務問題を巡る状況は先進国・途上国を問わず深刻化しており、他団体とも連携しながら情報発信を進めています。今後も引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします。

2011年2月21日月曜日

パキスタン債務アップデート

1.洪水被害からの復興は極めて困難な状況

パキスタンの洪水被害は発生から半年が過ぎ、いくつかの報道機関ではその後の追加取材がされているようです。

英ガーディアン紙が写真と音声(英語)によるスライドショーを掲載しています。

Six months after the Pakistan floods - audio slideshow
http://www.guardian.co.uk/world/interactive/2011/jan/29/pakistan-floods-audio-slideshow

現在でも水の引かない地域が残されており、小麦畑だったところが湖のようになり、もともとそこで畑を耕していた農民が魚を獲って何とか生き延びている姿が非常に印象的です。また大勢の人々がキャンプ生活から抜け出せていない様子も写し出されています。