東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ジュビリー九州は地震津波及び原発被害地域の一日も早い復興を願い、各運営委員も支援の取り組みを行っています。そのためジュビリー九州の活動が遅延しておりますが、皆様のご理解をいただければ幸いです。
一方で債務問題を巡る状況は先進国・途上国を問わず深刻化しており、他団体とも連携しながら情報発信を進めています。今後も引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします。

2011年6月16日木曜日

ジャマイカ債務問題とIMF

「ジャマイカは、国全体のニーズよりも債権者の利益が優先される場合には特にだが、過大な債務の重圧が課す長期的コストの問題における明白な事例であると言える」、新レポートではこう述べられている。自ら豊かな国々のために取り続けた手法のために、限界状態のジャマイカの保健分野では、毎年一般看護士の8%、専門的看護士の20%が失われている。

債務削減の成果:アフリカおよびラテンアメリカにおける債務帳消しの与えた影響

ピーター・チビズはハンカチでベンチの埃を払いのけて座り、どうしたら自分の胸の痛みと頭痛、ひどい咳の症状を医者に無料で診てもらうことができるのかと苦悶の表情を浮かべた。彼は医療費を払うことができなかったため病院にいく事をためらっていたが、激しい痛みに耐えかねて村から12マイル離れたザンビア南部にあるナンゴンウエ診療所に向かった。

2011年5月19日木曜日

パキスタン債務危機:戦争と債務、国家の統治権

援助と戦争

5月2日(アメリカ時間で1日深夜)、アメリカのオバマ大統領は緊急演説を行い、パキスタンに潜伏していた国際テロ組織アル・カイダの指導者オサマ・ビン・ラディンを殺害したと発表した。今年の夏よりアフガニスタンからの撤退を開始するオバマ政権にとっては、対テロ戦争における目標を達成したという戦勝ムードの内に、アメリカ国民の同意を得た上、さらにこれから実施される米国防予算の大規模な削減への道筋を付けたと言える。

2011年2月21日月曜日

パキスタン債務アップデート

1.洪水被害からの復興は極めて困難な状況

パキスタンの洪水被害は発生から半年が過ぎ、いくつかの報道機関ではその後の追加取材がされているようです。

英ガーディアン紙が写真と音声(英語)によるスライドショーを掲載しています。

Six months after the Pakistan floods - audio slideshow
http://www.guardian.co.uk/world/interactive/2011/jan/29/pakistan-floods-audio-slideshow

現在でも水の引かない地域が残されており、小麦畑だったところが湖のようになり、もともとそこで畑を耕していた農民が魚を獲って何とか生き延びている姿が非常に印象的です。また大勢の人々がキャンプ生活から抜け出せていない様子も写し出されています。

2011年1月29日土曜日

民間債務と公的負担:アイルランドが知っておくべきこと

Nick Dearden and Tim Jones, Jubilee Debt Campaign

アイルランド議会は、EUとIMFによる数十億ユーロ規模の「救済」パッケージを可決させたが、格付け機関のムーディーズはアイルランドの深刻な景気後退が今後も続くという懸念を表明し、1日も待たずにアイルランドの金利は大幅に下落した。これは、IMFとEUの新たな融資が国民の借金をさらに増やすことになる中で、アイルランドの容赦のない緊縮・削減パッケージが、同国の経済・社会を恐らく一世代に渡って荒廃させることを考えれば、驚くにはあたらないだろう。

2011年1月24日月曜日

パキスタン債務アップデート

1.洪水被害は混沌から抜け出せず

パキスタンの洪水被害後の状況はマスコミや支援活動団体などから情報が上がっているのですが、パキスタン国内でもじわじわと関心が薄れ、情報が少なくなり始めている様子です。また、パキスタン政府の情報収集能力にもかなり疑問が持たれており、海外のマスコミや支援団体からの情報もあらかじめ限られたものであるため、実態の正確な把握が非常に困難な状況にあります。

2011年1月2日日曜日

ゼロ紙幣 ~人々の意識を変える新しいお金の使い方~

汚職は世界中で問題になっており、腐敗した政府役人や不誠実な人々が要求する権利のないお金を取り上げいる。汚職の典型的なパターンの一つが収賄である。わいろは非公式なものであり、大抵は違法なお金の受け渡しである。例えば、企業は不誠実な政府役人に対して、こっそりとわいろを渡すことで、政府から大きな契約を取り付けることができるだろう。