東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ジュビリー九州は地震津波及び原発被害地域の一日も早い復興を願い、各運営委員も支援の取り組みを行っています。そのためジュビリー九州の活動が遅延しておりますが、皆様のご理解をいただければ幸いです。
一方で債務問題を巡る状況は先進国・途上国を問わず深刻化しており、他団体とも連携しながら情報発信を進めています。今後も引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします。

2011年11月22日火曜日

【イベント】原発輸出~福島原発以後も進む、官民連携ビジネスを考える~

会場 福岡市人権開発センター(ココロン・センター)
福岡市博多区下川端町3-1博多リバレイン10階
時間 12月17日(土)18:30~20:30
会費(資料代) 1000円(一般) 300円(学生)

2011年10月31日、ベトナム政府は日本からの2基の原発導入を決定しました。

また、日本政府はトルコ、インド、ヨルダン、リトアニアとの交渉も進めており、日本の原発輸出政策は国家的プロジェクトとして、福島第一原発事故を経験しても、以前と変わりなくと進められいます。

発展途上国における原発事業は、日本同様に大きなリスクを抱えています。
例えば、テロ多発地域、紛争地域等の政治情勢が不安定な国や労働被爆の適切な基準が整っていない国が多く、適切な技術管理やガバナンス等の完成度を考慮すると、現地社会へのインパクトは計り知れません。トルコにいたっては10月、11月に大きな地震が起きたばかりです。

3月11日後の福島第一原発の混乱も収束出来ていない中で、日本政府は何故、強行に原発輸出を進めているのか。 原発導入危機にさらされている発展途上国において活動実績のある、国際環境NGO、FOE JAPANの渡辺氏を迎えて、皆さんと一緒に、原発輸出の相手国側の視点も持ちながら、今回の原発輸出問題と、私たちに何が出来るのかを一緒 に考えてみたいと思います。


【講師】渡辺瑛莉氏

FoE Japan 開発金融と環境プログラム

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域専攻(修士)を経て、2008年からFoEJapan開発金融と環境プログラム所属。日本のODA事業であるマレーシアのダム建設事業での環境社会配慮の向上を求める活動などを行っている。

【補足】国際環境FOE JAPAN http://www.foejapan.org/

FoE Japanは、持続可能な社会を目指し、気候変動、森林保全、開発事業における環境社会問題など、地球規模から地域に根ざした環境問題に取り組む国際環境NGO。世界77ヵ国に200万人のサポーターを持つFriends of the Earth Internationalのメンバー団体として日本では1980年から活動を行っている。

主催:債務と貧困を考えるジュビリー九州(http://jubileekyushu.org/
(問い合わせ)Email: jubilee.kyushu@gmail.com

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