イスラマバード - 2010年の洪水被害者の大多数が未だ第1期補償区分を受け取れない中、世界銀行の援助プログラムが格下げに動いたことにより、パキスタン政府は今後二ヶ月間のうちに必要となる53万1千世帯の補償を強いられつつある。ワシントンに本部を置く融資機関である世界銀行の最近のレポートによると、2011年11月までに政府は6万ルピー(約5万円)の第1期補償のうち対象世帯の4分の1に満たない25万世帯にしか支払っていないこと明らかにしている。